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どこか謎めいた昔話を名調子“木津川節”で紐解く、大好評昔話シリーズの第2弾。

かぐや姫の原作「竹取物語」には、

かぐや姫は罪を犯したため地球に下(くだ)された…と月の天人が説明するが、

罪の内容については触れられていない。

「かぐや姫はいったいどんな罪を犯したのか―、私たちに伝えたかったメッセージとは―。」

物語が描かれてから千数百年長きにわたる謎が、時代を超えて今解き明かされる。

巧妙な脚本と語りの妙技に固唾を呑む、圧巻の一人語り劇場『かぐや姫』。

これを聴けば、昔話への見方が一変してしまう!!

◆木津川計（上方芸能評論家・立命館大学名誉教授）

　２０１６年に２００号で終刊した雑誌「上方芸能」の発行人。

　'０７年に７１歳で旗揚げした「一人語り劇場」では、豊かな知識と柔和な語り口で

   多数の映画や舞台の魅力を語り下ろし、　“木津川節”といわれる大阪弁のやわらかい語りに、

　ファンも多い。